日本ではカキ殻に時々付いていましたが、この辺りはカキが少ないためホタテガイの貝殻やイガイ、漁具のブイに付いていました。
大きさも日本産では2−3センチですが、こちらで採集したものは7センチくらいあります。
同種かどうか分かりませんが、大きさだけではなく外見も結構違う感じがしました。
ホタテガイ殻に付くベッコウガキの仲間 |
可食部は少ないけど旨いのか? |
その後、spiny scallopも同様に処理します。その名の通り、殻表面に小さいトゲが無数にあるホタテガイの近縁種です。ホタテガイよりもおいしいかもよ?というと受け入れ研究者がそそくさと集めて持って帰りました。感想が楽しみです。
最後にナミガイの仲間も処理。殻長が最小9mm程度なので結構手こずりましたが、何とか終了。
ナミガイの仲間。さすがに食べる気には・・・ |
日常的に大量の試料を処理するだけあってよく整備されていますし、機材も揃っています。
専門の技術者が手際よくこなしていました。
有機溶媒リサイクル用の蒸留装置 |
半自動ライカ製ミクロトーム。お値段は新車一台分以上! |
一回で300個の試料を処理する自動包埋機。もちろんMade In Japan |
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