2011年11月10日木曜日

41日目

昨日採った試料の調整です。
Cockle(左)、Native Little Neck Clam(右)、Butter clam(中)
鰓と生殖巣、消化盲嚢を少量ずつDNA抽出用にとり、その後、組織切片用に固定します。
どれも初めて触れる種ばかりなので、時間がかかります。
初めて見るbent-nosed clam, Macoma nasuta
どれも左に曲がってるのが特徴









Bent-nosed clamはプランクトンではなく有機懸濁物(detritus)を食べるそうで、体の構造もそれに合わせて少し違う気がします。なかなか初めての種は興味深いです。後は食べられるのかどうかが関心の的です。

サンプル処理を終えたところで、先日のシーケンス結果が。ざっと解析したところ、やはり従来の分類とは違う感じです。病理組織観察からも従来の分類群では説明できないことがありそうなので、なかなか興味深いことが考えられそうです。

2011年11月9日水曜日

40日目

予定通りサンプリングへ。

途中、Vancouver Island Universityの新しいフィールドステーションを表敬訪問。
何でも環境に優しい施設を目指しているとかで、特別な建築素材は使わないとか、エネルギー効率をよくするとか、色々とこだわりが。また、敷地内の道もカキ殻を散布して舗装(?)してました。
貝の形を意識して設計したとか
その後、再度Quadra Islandへ渡り貝のサンプリング(潮干狩り)を小雨で真っ暗闇の中、強行。
写真で撮っても暗闇は暗闇
一時間ほど行い、ニッコウガイ科(Macoma属?)二種、ザルガイ科(Cockle)一種、アサリの仲間を二種ほど採ることができました。

今日の成果。実験結果よりも、良い出汁が出そう
ある程度の数も集まったので再度山道を通ってフェリーに乗り、highway使ってNanaimoへ戻ったのが夜11時過ぎ。疲れましたが、結構採れたので楽しいサンプリングでした。
明日は、いつも通りサンプル処理です。
ひたすらまっすぐのhighway。周りは真っ暗

2011年11月8日火曜日

39日目

懸案だったpolymeraseを別の種類に換えてみました。
すると、これまで出ていた非特異産物がきれいさっぱり消えてなくなりました。
trade offとなるであろう検出感度もそれほど低下しておらず、なんとかいけそうです。
もう少し最適化に時間はかかりますが、目処がついて一安心。
ただ、人の後を引き継いで仕事すると、回り道になることが多いと痛感しました。

明日は、ホタテガイをサンプリングしたKanish Bayへ再度行き、干潟で貝を掘ってサンプリング。干潮が夜8時頃だそうで、寒くて暗い中での作業になりそうで、帰宅も真夜中でしょう。
努力が報われれば良いのですが。

2011年11月7日月曜日

38日目

久しぶりにダウンタウンへ。

そういえば、そろそろサケが遡上を始める頃と聞いたので途中で川沿いの公園に降りてみました。水の中をのぞくと、それほど数は多くありませんが集団で集まっており、すでに川を上り始めているみたいです。
見えにくいけど白っぽいのがサケ
きちんと役割は終えられたのでしょうか?






まだまだサケ達の道のりは長そう

その後、船着き場でFish & Chipsでも食べようと思いましたが来年の4月まで閉店、その後行ったNanaimo最大級のショッピングセンター(Woodgrove centre)もクリスマス一色、さらに、今日でDay Light Saving(夏時間)が終了したので日没時間も早くなりました。
秋が深まるというより、一気に冬になった感じの一日でした。
イルカの鉢植えも枯れ気味。目も怖い

2011年11月6日日曜日

37日目

日本と違って、スーパーでは量り売りが多いです。
セロリ、人参、赤かぶ、アサツキからブロッコリーまで何でも量り売り

野菜の量り売りはアメリカでもよく見かけますが、
豆、トウモロコシから飴などのお菓子やシリアルも

ソースのもとやコーンスターチ、砂糖、塩まで








量れるものは何でも量り売りです。

日本での買い物では重さをあまり考えたことがないため、値段の比較も難しく、自分がどの程度の量を買うのか見当が狂う時も。

当然、ビールは量り売りじゃありませんし、長年の経験で見当もしっかりつきます。
たまには違うビール、Granville IslandのCypress Honey Lager。甘みは少なくキレがある

2011年11月5日土曜日

36日目

結果を見てると、どうもPCRに使っている某社製Taq Polymeraseが合わない気がしてきました。反応性はカタログ通り確かに高いのですが非特異反応が多過ぎで、来週、他のものに取り替えてもらう必要がありそうです。

空き時間にPBSの船着き場に行き海をのぞいてみると・・・
黒くて細いのは全てヨウジウオ
トゲウオの仲間の群れ
海の透明度が高いので下の方を泳ぐニシンの仲間や、巨大なヒトデなどもよく見えます。
釣り竿を持ってくれば良かったとやや後悔。

これまでは円高のおかげで出費は少なく済んでいますが、節約は心がけたいところ。
酒もお徳用を買うことにしてお土産代に備えることにしてみます。決して頻繁に買いに行くのが面倒くさいからではありません。
左がお徳用1.5L入りワイン、右が通常サイズ

2011年11月4日金曜日

35日目

今回の滞在で色々やってますが、とりあえず、論文としてまとめられる形にしましょうということに。

まずは、遺伝子を用いた鋭敏な診断法という方向性を試すので、DNA抽出です。
病理組織と対応させるためなので、個体数は約100。
というわけで、今日は昼食休憩15分ほどを除いて、8時間ほどひたすらDNA抽出してました。結果が上手くまとめられればいいのですが。